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木になる豆知識

@木はやさしくて、あたたかい     


嗅・触・聴・憩・視の五感で感じる木の良さ

あたたかく、 冷めにくい 木は温かみを感じる素材です。伝えにくい細胞の隙間にたくさんの空気を含んでいるので、急激な温度の変化はなく、温かさを保つ力はコンクリートの20倍、鉄の200倍優れた素材です。  
                                   資料 山本孝他「木材工業」vol22-1P24.1967

自然の ちから 木の精油には強い抗菌・殺菌作用があります。特にヒノキチオールは殺菌(MRSA)にすぐれた効果が立証されています。   

木の香りは 体に良い 木の香りには心を落ち着かせ、リラックスさせてくれる効果があります。その主な成分はフィトンチッドと呼ばれ、実験の結果では、血圧を下げたり、ストレスホルモンの減少や、脈拍の乱れを少なくしてくれる働きがあります。木の香る住まいならよりリラックスでき、明日への活力が生まれます  

床を フローリング に替える ぜん息やアレルギー性皮膚炎などの原因にダニやハウスダストがあげられます。床をカーペットからフローリングに替えるだけで、木材の調湿効果や木材に含まれる成分が有効に働き、ダニが減少します。  

湿気を 吸ったり はいたり 夏はむしむし、冬はカラカラと日本は気候の変化が激しい国です。木造の室内では木が水分を吸ったりはいたりして、常に50%前後の湿度に調整してくれるのでとても快適に過ごせます。  

紫外線を 吸収して 目にやさしい 木を内装(壁・床・天井)に使うと、紫外線【波長の長い光】を良く吸収し、赤外線【暖かみを感じる波長の長い光】を反射し、まぶしさを抑えます。木の内装材は心地よく人が集まり、憩の場になります。  

足腰に やさしい 木床材 木材は衝撃を吸収する働きが大きい素材です。さらに適度に弾力性を持っているので、足や腰・膝に優しいのです。体育館や教室、住宅の床に適した安全な素材です。  

音を まろやかに する木 木材は音を伝えにくい性質があります。さらに、高い音を適度に吸収して、ソフトな音にしてくれます。音楽室・
コンサートホールに利用されています。